どうも、sockidです。先日、東京滞在中に参加したワークショップ「UXトライアウト・2時間で描くカスタマージャーニーマップ」のレポートです!
まずは座学でCMJについての説明から始まりました。カスタマージャーニーマップ(CMJ)とは、製品やサービスにまつわる顧客の行動と、それに伴う思考・勘定・利用頻度、更に発生すると思われる課題を時系列で表現したもの。
手順の概要をご説明いただきましたが、注意点はインタビューの回答内容が必ずしも正しく・素直な意見だとは限らないこと、だそうです。回答結果やその裏側にある対象ターゲットの感情を考察することがとても大事になるのでしょう。
※タッチポイント:企業とユーザー(ターゲット)の接点。店舗、店員、広告、POP、商品、カスタマーサポート、アフターサービス等のこと
いよいよワークショップの実施です。今回は4人1組で、1人をインタビューの対象にして、セミナー当日の会場へ来るまでのジャーニーマップを作成しました。もちろん、実際のCJM作成時にインタビュー対象が1人ということは無いのですが、今回は体験ワークショップなのでペルソナ(インタビュー対象)は1人となります。
続いてカテゴライズした付箋紙を整理して並べます。まずは「行動/状況」の付箋紙を時系列に並べ、「行動群」にグルーピングし、行動に伴う「心理」を並べ、感情曲線を作成します(今回は都合上プラスマイナスで表現)。そして、感情曲線から考察される課題を洗い出して追加します。
こうしてカスタマージャーニーマップが仕上がります。すでにサービスインしている案件であれば、実際のユーザーを基にペルソナ設計ができると思いますが、まだサービスインしていない案件だと仮説ペルソナを基にCJMを作成することなるそうです。
個人的には、仮説であろうとリアルなペルソナであろうと、人間の心理や感情を上手にトレースして慮ることが重要だなぁ〜と思いました。