久しぶりにセミナーに行って充実している sockid です^ ^
先日行ってきた、株式会社ベイジの代表 枌谷力氏と、デザイナー 荒砂智之氏のセミナーのレポートを、「経営者・フリーランスの部」と「デザイナーの部」の2部構成でブログをレポートします。全部書くとすごく長くなるので、私がフリーランスとして「勉強になった!」と思った部分に絞って書きますね。まずは枌谷さんの「経営者・フリーランスの部」から。
講師の枌谷さん、実は私の前職での先輩(上長)でして、若いときにとてもお世話になった方なのです^ ^ (webデザインと洋楽ロックの先輩♪)
自己紹介から始まって、ベイジ(枌谷さん)の歴史をお話しいただきました。
web制作会社時代の黒歴史話……私はリアルな現場を知っているだけに声を押し殺して笑ってしまいましたw
会場内でも似たような経験をされた方もいるのか、笑いが起こっていましたw
いやでも、当時はホントに辛かったと思います(汗)
なぜクライアントはそんなに不安を持ってるの?というと、
web制作業界が基本的にだらしがないからとのこと。例えば…
ビジネスマンとして当たり前のことをちゃんとやるだけでweb業界で有利に立てる!ということですね。
私も日頃から気をつけているつもりですが、もしかして意図しないでだらしないことをやってしまっていることもあるかも……と反省です(> <)””
【○○に強いwebデザイナー】という肩書だと、少し他のwebデザイナーと差別化できますね。
ここで入れる【○○】ですが、枌谷さんの大原則として「強みが自然に生まれるのを待たない。意図的に作り出す」とのこと。
「強みを作るトライアングル」を参考に、強みは自分で見つけよう。ただし、その強みは他人にもそうだと認識されている言葉で、自分が得意・興味がある分野 が良いとのこと。
独りよがりな強みでは、説得力も実力も無いから止めたほうがイイってことですね(汗
さらに「強みを作る視点」も取り入れると良いとのこと。
とはいえ、自分がやりたいことや強みが成長期を超えてたら?の場合は以下の「2」をやると良さそうです。
例として動画レシピサービスで有名な「クラシル」を挙げられていました。(わかりやすかった!)
レシピといえば「クックパッド」がすでに有名でしたが、そこに「動画」というサブカテゴリを付与して有名になったのが「クラシル」。
「お金が流通している市場で、希少性のある強みを持てば、高い値段設定でも売れる」とのことです。
自分の強み…なかなか見いだせないし難しいなぁ…と思っていましたが、自分で作らきゃダメなんですねーー!(汗)
よく「東京の単価は高い」や「地方の単価は安い」など言われていますが、【お金に対する考え方】については土地柄は関係ないとのこと。
「価格も効率も現状維持なら何も変わらない」とのこと。
自分の場合はどうかなー?と考えると、「1」はこっそり実践しています。
最近は慣れない動画制作のお仕事をやっていますが、やはり慣れないことは時間がかかるので「どうやって効率よく早く仕上げるか?」ということを模索しながら作業時間を計測しながらお仕事しています。「時は金なり」です!とはいえ、難しい場合もあるんですけどね^ ^;
また、「価格を上げると一時的に顧客は減る」ということはやはりあるそうです。しかし「価格を上げるためには顧客も変えなければいけない」とのことでした。将来価格で泣かないためにも肝に命じておきます!
顧客に対するよくある質問・疑問として、「戦略や調査にお金を出してくれない」「どう顧客を説得すればいい?」ということがあります。枌谷さんいわく「価値が分かる顧客を探し出会いましょう」とのこと。
ただし、自ら情報発信をしないと顧客は選べるほど増えない。というのも現実です。(単純に接触機会が少ない)
「情報発信は苦手だ」「今のやり方を変えるのはめんどうだ」という様な、固定観念に囚われると顧客選びは難しくなる という厳しいお言葉をいただきました。
何かを変えたければ自分の強みを変えましょう。顧客を変えましょう。とのこと。
まずは自分自身の「強み」を作らなければ…!!
今回のセミナーは「sli.do」というサービスを活用していて、質問がしやすかったです。
質問毎の人気投票機能もあって、皆さんの質問内容を見るのも楽しかったです♪
ちなみに後からご本人に聞いたのですが、制作会社時代のブラックなお話しは、私が参加するのを知ってピンポイントでこのネタを入れてくれたそうです^ ^(なんか嬉しい♪)
そして、セミナー開始前の音楽が90年代の懐かしロックやカバー曲が入っていたりで、個人的に好きでした^ ^(枌谷さんチョイスかな?聞くの忘れてました)
次回は荒砂さん登壇の「デザイナーの部」のレポートを書きます!お楽しみに〜